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漢字の起原(エクスプローラ探検家)
何気なく使っている漢字ですが、その生い立ちをたどると思いがけない発見があります

                                                                               
女を家の中に
おく
家の中に女がいれば安全,安泰の意味。フェミニスト(女権拡大論者)には反論のあるところでしょう。何時の時代も家の外に出かける女性に心痛めていたという証か?と想像してしまう?
女性のなよやか
な肢体を写生したもの
結構みえてくる
女に乳房をつけて母となる 造形の妙に感嘆します
手の筋肉がついて力となり、田で力仕事をするのが男、我々の先祖は農耕民族なのです また女偏のつく文字は色々ありますが、男は嬲(なぶ)るぐらいしかありませんね。もっともこれも女偏にはいるのですから、ここでは男は肩身が狭い、嬲るとはセクハラのはしりですか?
正しい正面の意味の十、と目から、直の字となる 正面を見据える、ぐらつかないで
(コの原字はと書く。直の下に心からなる、人が行く(おこない)を示す,行人偏をそえて徳となる 真っ直ぐの心で行うと徳になる、うんうん

窓に月がかざして、明るいとなる 日と月ではありません。明るいのは太陽(昼)ではなくて月(夜)であるのは由かしい
人と言(ことば)からなる。 うそのないことは尊い
音を示す辛(シン)と

股の間の穴の意を示す

からなる。子を産むところ。商
ただし商売の意味に使うのは唱(=行商)の借用とあります。ここをよく見て
商(あきない)とはできすぎていませんか?
利子、利殖、虎の子、金を生むところ商いがある、欲望が、、、突き進む
文字の旁(つくり)の部分は子供が頭を下に羊水と一緒に勢いよく流れる様、
川の流れる様をあらわした三水をくわえて流の文字になる
ちゃんと子供の頭が下向きになっている。ちなみに子の字は子供が両手を上げている図です、よく観察しているものです
人の腹の中の胎児を抱える形、ひいて包むとなった 胎児はまだ手足が開いていない、巳(み)の字は蛇の形ですね、あたまが下向きでないのが残念、手へんをつけると抱くになりますね。
穴に落ちた人を両手でたすけあげる様子、丞(たすける)となる
小篆(てん)で書くと
見えてくるでしょう
左側は手、右側は人がかがんでいる形、人を抑えて屈服させる意、はんは上から押さえつけるものだから、印といい、はんから転じてしるしとなった
羊の写生です
羊の下に、大の字を加えて
大きな羊が美しいとなった
本来美味いというのが本義でしょうか。原始の生活は生存することが一大事で、大きな羊は肉は食用に羊毛は衣服の材料として生活に密着して、一番大切なものを奉げるもの、いけにえとしても神聖な動物でしたでしょうか?美醜という観念は文明が進んでからの貴族的創造でしょう。
問答を表す二つの言とよい意を示す羊からなり、善となる 議論を重ねることは善いことですね
政治家さん
口と、ご馳走が器に山と積まれている形から、喜とする 至極具体的で、納得
燭台に灯心の火が燃えている、夜の灯火は一家の中心であった、転じて主(あるじ)人となる そうありたいが、亭主元気で留守がいいといわれていない方のこと
十を三つ並べて三十、人間の活動期はほぼ三十年、これを一世といい、転じて世代の意に用いる。世 げぇ!余りはどうなるの?私は活動停止?
人の手を二つ重ねた形、手を取り合って助けるの意から親しむ,友人となった。友 同じ方向を向いているところが憎い

(与)
二人の人が差し出した四手、はがっちり互いに組み合わさった形。與(与)の字 多くの人が組む意、ひいてともにの意
奉行を補佐する與(与)力を連想する
秤の形、お金の単位になった。兩(両)の字

さそりの象形です。蠍の原字ではありません。音を借りて萬(よろず)の意につかう。小篆で書くと印篆では
犬の絵 横向きにすると見えてくるから不思議です
兎の絵、 耳が長いところがみそ、2本ないところがさびしい、しっぽがかわいい
おなじみの人の形に、一棒は後ろから引き止めている形。
人が立ち止まり動かぬ意。転じて時間がたつ、久しいとなった。
久しいという概念を文字にするなんて
すごい
人と二からなり、ふたりが親しむこと、しいていつくしむことを意味する。仁
丘の上に家が立っている。古代では家は丘の上に建てた。取分け高い丘の上に支配者の住居や神殿が置かれ、そこが政治の中心となった、京の字
神前に供える器、鼎(かなえ)に刀できずをつけ、標準とした。
則の字
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